6月27日 私の食生活レポート

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この記事に使用したいくつかの写真群は、それぞれ私の下宿生活のある連続した数日間の食事を過不足なく切り取ったものである。

見ての通り私は一度料理を始めると継続して全く同じものばかり食べてしまう習性を持っており、この習性によって絶滅の危機にさらされている。

 

実家に住んでいたときには毎日母の料理を食べており、今思えばこんなにありがたいことはないのだけど、かけがえのなさに気づくのは失ってからと相場が決まっている通り、私もその例に漏れず一人暮らしを始めてからやっと日々の食事について考えることのダルさを知ったのである。

感想も感謝も返ってこなくても文句のひとつも言わずに毎日毎日家族の食事を用意し続けるその姿を思うと頭が上がらないというか、どう考えてもそんなことは不可能であって、何らかのトリックがあるに違いないとにらんでいるのだが、その件はまた別の機会に検証する。

ともかく毎日食事を作ることの大変さといったら想像を絶するのだけど、実際に自炊を始めてみて気づいたさらに不可解な現象というのが、実家では毎日献立が違っていたのにも関わらず、一度私が自炊をすると、そこから毎日同じものを作ってしまうというものである。

 


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ニンニクとベーコンを買うと、ニンニクとベーコンを使った料理というのはこの世界にペペロンチーノしかないわけで、必然的に夕飯はペペロンチーノになるわけだ。

ここで問題となるのが私の近所にある食料品店が、コンビニと業務スーパーしかないことである。

せっかく料理をするなら妥協したくない私は、オリーブオイルにスライスしたニンニクを入れるところから始めなければ満足できないので、チューブのニンニクでは要件を満たさず、必然的に業務スーパーで丸のままのニンニクを探すことになるのだが、そこは業務スーパーとあって業務上必要な方々や大きな冷蔵庫をお持ちのご家族のためにビジネスがデザインされており、一人暮らしの大学生のちっちゃい冷蔵庫におさまりの良い、1d/d(いちだいがくせい パー デイ)サイズの食料などどこにもなく、青森産1玉300円の高すぎるニンニクを選ぶわけにもいかず、500グラムでそれより安いぐらいのネットにぎゅうぎゅう詰めにされたものを買うほかなく、そんなものを買ってしまえばそこから先はニンニク地獄であり、先ほど申し上げたとおりニンニクなんてペペロンチーノにしか使わないのだから、そこから先は毎日ペペロンチーノを食べることになるのである。

 

 

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豚キムチの場合も同様に、豚肉なんて一人暮らし用の取り扱いなんてないのだから、一度買ってしまうと数日かけて消費することになるし、キムチなんて豚キムチを作るために存在する調味料なのだから、キムチがなくなるまで豚キムチ以外食べてはならなくなるのである。

キムチが余れば豚を買い、豚が余ればキムチを買うという無限ループに陥る危険性もあるため、キムチの取り扱いには細心の注意が必要である。

 

 

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恥ずかしながら思いっきり人間をやらせてもらっているので、うぜえうぜえと言いながらもバッチリお腹は毎日空く上に、できれば美味しいものを食べたいナというカワイイところも兼ね備えており、インスタント・レトルト食品に胸焼けがしたときには、積極的に自炊をするのである。

 

私には玉ねぎとひき肉を買ってくるとミートソースを作るときとハンバーグにするときがあり、その違いはトマト缶の有無だと思われていたのだが、先日ハンバーグ生活3日目にしてトマト缶を追加購入し、そのまま煮込みハンバーグを作り始める様子が観測され、学会は大きく震撼した。

私の食生活に、今後も目が離せない。