7月6日 唾つけとけば治る

「なんだかうまくいかないな~」と思うようなことが立て続けに起きて、その中のいくつかは完全に私の過失によるもので、だいぶ食らって・・・・いた。

数日前に失くしてすっかり困って小一時間探した挙句あきらめたsurfaceのペンの電池が、何気なくひっくり返した座布団からひょっこり顔を出した瞬間に、私のストレスが閾値を超えて、すべてのプログラムが停止してしまった。

これまで何度も心が傷ついてダウンすることはあって、今こうやって五体満足で生きているわけだから、倒れるたびに何らかの形でよみがえってきたはずなのだけど、どうにもその方法が思い出せないので、むやみに食べたり寝たりを繰り返し金と時間を捨てて、立ち直るはずがむしろ落ち込んでいる。

気分転換にでもしようと頼んだタコ焼きがあんまりおいしくなかった時には、家に十分な備蓄があるのにわざわざ出前を頼んで食費を無駄にしたことを後悔し、その流れで漫画とか本とか買い込んだこととか、しばらくバイトしていないこととか、何となく負い目に感じていることが次々と噴き出してくる。

こんな感じでやることなすこと裏目に出て、何をしたら元に戻るのかわからなくて苦しむのだけど、思えばこれまで気分転換・・・・と称した行動で気分が転換されたことなんて私の把握する限りは一度もなく、そうなると「どうやって立ち直ってきたか」の答えになるようなものはどこにもないわけで、しいて言うなら「時間」しかなく、あとは時の流れが私の失敗を薄めて薄めて見えなくなるまで、私にできることは衝動的にお金を使ったり変なタイミングで寝たりするのをできるだけ我慢することぐらいである。

いつも立ち直り方に悩んで失敗を重ねてしまうので、こういった経験は記録しておいた方が今後のためにもなるのでブログに残しておく。

とりあえず今回の経験について覚えておくべきことは、落ち込んだ気持ちを一気に回復させるようなものはどこにもないということと、食べたことのない店の出前を頼むのは元気な時にした方がよいという事であった。