7月1日 へたっぴマンがくるぞ

昨日から絵の練習を始めていて、そんなに取り返しのつかないほど下手ではないなと思ったので、どんどん書いてどんどん人に見せていこうと楽しく落書きにいそしんでいた。

しかし、ちょっと昨日より丁寧に書いちゃおうかなと思ったとたん筆が全く進まなくなり、なんてことない人間の男を書こうとしただけであっという間に時間が溶ける。

このまま徹夜しても下書きすら終わらないぞと感じてぞっとして、とりあえず一時中断し、ブログを書いている次第である。

 

昨日は顔だの手だの、どう書いていいかよくわからないものに関しては何となくごちゃごちゃ書いてごまかしていたのだけど、今日は丁寧に書くためにお手本の画像を並べて書いた。

これまでの「自分が見てわかればよい」という基準が消え去ってしまい、正解と比べてよいか悪いか判断するようになったので、はっきりと下手さが際立つようになって、妥協のしようもないので無制限に時間がかかる。

私はこれほどまでに物分かりが悪かったかと愕然するほどに、何度繰り返しても指の形すら覚えられない。

見て覚えて書くのは難しいと考えて、「握りこぶしは腕の何分の一で~」などと、理詰めで頭に叩き込もうとしたのだけど、覚えた割合の通りに書いても全く思い通りにならない。

そもそもまっすぐの線が引けないこととか、途中でちょちょっと楽をしてしまう癖がどうしても抜けないこととか、書けば書くほど出るわ出るわで、絵がうまくないとは思っていたけどまさかこれほどまでに才能がないとはと驚くばかりであった。

 

もう少し基礎的な、「素振り」的な練習を取り入れて、手の震えを取り除くことから始めようと思う。